2019.08.13

ブロックチェーン技術を活用したインターネット投票システム開発

2019/08/13

いつでもどこからでも※、インターネットで投票に参加できる

マイナンバーとブロックチェーン技術を活用したインターネット投票システムを開発

 

株式会社VOTE FORが、つくば市「令和元年度つくば Society 5.0 社会実装トライアル支援事業」で企画したインターネット投票システムで、株式会社ユニバーサルコムピューターシステム(以下UCS)の製品であるブロックチェーン基盤「SmartChain-Kit」(以下SCK)が導入されました。

UCSが担当する開発範囲は顔認証システムとSCKとを連動させた認証システムと、インターネット投票システム全般の開発です。

個人情報には耐改ざん性の高いブロックチェーン技術を採用し、投票情報を分散管理することで情報漏洩への懸念を排除。マイナンバーに内蔵されているICチップ内の本人画像情報と、自分で撮影した画像を照合・認証を行います。顔認証を用いることで、厳正な個人認証に加え「認証の時短」を実現しました。投票後、投票者の個人アンケートに回答するとSCKに投票先データが登録され、その集計結果は機密性の高い認証エリアでリアルタイムに開示。認証エリアはVOTE FORの担当者、つくば市自治体の担当者のみが閲覧可能になっています。

この一連のシステム開発をUCSが担当しました。

8月下旬の投票には一般の方の参加も可能となっております。投票率の向上のきっかけとなるシステムですので、実際の選挙戦にも起用できるように開発を継続します。

※投票端末はICカードリーダーに接続可能なWindows端末があり、インターネット環境が整っている場所としております。

このプロジェクトは、株式会社VOTE FOR、日本電気株式会社、株式会社ユニバーサルコムピューターシステムが共同で実施しております。

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